お子さんと、絵本の内容や感想についてお話してみましょう。

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お子さんと、絵本の内容や感想についてお話してみましょう。

目的

「自分や相手の気持ち」を感じるきっかけをつくりましょう

絵本を読んでどう感じたのか”気持ち”に関する会話をすることで、お子さんが自分の感情に興味を持ち、自分や相手の気持ちも大切にできるきっかけになります。

普段の生活の中で、お子さんに「今、どんな気持ちだったかな?」と問いかけてみるだけでも、同じような効果が期待出来ますよ。

期待できる効果

自分の気持ちを言葉にする練習になります

自分の感情に注目する習慣がつき、自分や相手への気持ちの感度が高まります。

子ども達がまだ表現できない気持ちや行動について、言葉で分かるようになります。

例えば、以下のような会話からはじめてみませんか。

  • 保護者

    今日はどんな絵本を読んだの?どんなお話だった?

  • 子ども

    〇〇が出てきて〇〇してたよ

  • 保護者

    〇〇が出てきた時、嬉しかった?邪魔だな~と思った?

  • 子ども

    嫌な気持ちになった…。でも〇〇は〇〇だったんだよ

  • 保護者

    〇〇は寂しかったのかもしれないね。〇〇は勇気があるね!

また、お子さんの話を引き出すために、お子さんが話した絵本の内容をオウム返ししてあげるのも効果的です。

  • 保護者

    今日はどんな絵本を読んだの?どんなお話だった?

  • 子ども

    〇〇が出てきて〇〇してたよ

  • 保護者

    そうなんだ、〇〇が出てきて〇〇してたんだ!

最初はうまく答えられなくて当然です。気持ちを感じる練習をしてみましょう。

  • 保護者

    今日はどんな絵本を読んだの?どんなお話だった?

  • 子ども

    んー、わからない

  • 保護者

    じゃぁ、今日の絵本気に入った?イマイチだった?

  • 子ども

    イマイチだった

  • 保護者

    そっか!自分の気持ちに気づくことができたんだね。そうやって自分の気持ちを感じることができるって、すごい事なんだよ!

答えにくいお子さんには、「好きかな?嫌いかな?」「面白かった?つまらなかった?」と、2択で聞き直してみましょう。

ポイント

これらの会話は、「気持ちを感じるきっかけをつくること」が目的です。
感じ方は自由!どのような答えでも大丈夫です。お子さんが気持ちを言葉にできたことをほめ、認めてあげましょう。

また、気持ちを表す言葉は、「ワクワク」や「プンプン」などのオノマトペでも構いません。
お子さんがオノマトペで表現した気持ちは、「嬉しいのかな?」「怒っているのかな?」など、言葉で言い換えて伝えてみてあげてください。
保護者が言葉で気持ちを代弁してあげることで、お子さんの気持ちに関する語彙力が高まりますよ。

上記のアドバイスは参考になりましたか?

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絵本の感想を話し合うなど、“気持ち”に関する会話をすることで、お子さんが感情に興味を持ち、自分や相手の気持ちを大切にでききるようになります。

声をお聞かせください

よろしければ、上記のアドバイスに関するご感想、ご質問などがあればぜひご記載ください。


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